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千葉大生殺害、荻野さんに「卒業証書」(読売新聞)

 千葉県松戸市のマンションで昨年10月、千葉大園芸学部4年荻野友花里さん(当時21歳)が殺害され、自室に放火された事件から4か月。

 17日、無職竪山(たてやま)辰美被告(48)(別の強盗強姦(ごうかん)未遂罪などで起訴)が強盗殺人などの疑いで再逮捕され、千葉大は、卒業間近に教師になる夢をたたれた荻野さんに「卒業証書」を贈ることを決めた。

 「農業高校の先生になりたい」。荻野さんは入学当初から、親しかった男子学生(22)に語っていた。「夢に向かって頑張っていたのに、どうして殺されなければならないのか」。この学生は無念さをにじませた。

 園芸学部(松戸市)の学生が教職免許を取るには、約30キロ離れた西千葉キャンパス(千葉市稲毛区)に通い、科目を履修する必要がある。荻野さんはアルバイトもしながら、あきらめずに単位取得に励んだ。

 「荻野さんは千葉大生であることを誇りに思っていたと、お父さんから聞いた」。菊池真夫・園芸学部長はそう話す。同大は3月23日の卒業式に合わせ、卒業証書に代わる卒業認定証を荻野さんの両親に贈る。

 両親は17日、県警を通じて「事件から4か月、やっと友花里の殺人事件で犯人を逮捕してもらい、友花里に報告しました。県警の皆さん、そして捜査に協力して下さった皆さんに心より感謝申し上げます」とするコメントを寄せた。

 一方、捜査関係者によると、竪山被告は一連の事件の被害者に対し「申し訳なかった」と、初めて謝罪の言葉を口にしているという。

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